Jフロンティア(オンライン診療)の投資判断
供養します… ■Jフロンティア会社概要 オンライン診察プラットフォーム + 健康食品(漢方、置き換えダイエットスムージー等) + その他 の企業 中計では CAGR40%の売上成長 目指すなど超野心的で、そのためのKPIもそれなりに順調 特にオンライン診察プラットフォームはこれからの市場全体の成長を見込めることから投資対象として面白い。 ■投資しなかった理由 ①オンライン診察プラットフォームの成長実現が可能か?(競合:メドピア・LINEドクターなど) 競合に対してJフロンティアのSOKUYAKUが勝てる理由が導入コストや手数料が安い、以外考えられずただの消耗戦に見える。 現に、ユーザを増やす手段が莫大な広告投資である。 消耗戦になった場合、資本では圧倒的に不利。 ②オンライン診察プラットフォームの利益 導入コスト無料で患者負担300円にできてる理由が、プラットフォームでは稼がず、 周辺産業で利益を得る(同社が手掛ける健康食品を進める・ダイエット食品で上手くいかなかった人に医療機関を進める等) らしいが、それが上手くいくビジョンにも確信を持てなかった。 また、デファクトスタンダードになった後はデータ事業でも稼ぐらしいが、 それもいまいちクリアに見えてこなかった。 よって、仮にSOKUYAKUがデファクトスタンダードになった時、利益を得ることが出来るかという観点でもリスクがある。 ③健康食品 健康食品事業については、漢方やらダイエット食品なんて胡散臭いと思っているため、 ここの事業に対する評価がしずらい。(ちなみに健康食品利用ワーストが20代男性であり、私の属性が強力なバイアスをかけている可能性がある) 健康食品産業において、何が競合に対する強みになるのか? 事業拡大するにおいて、どういったことがリスクになるのか?など健康食品事業に対する私の理解が甘く、それがリスクになりえる。 よって、そんな事業への理解が甘い状態の中、 仮に、同社の株価が半値まで落ちたとき、冷静に投資判断することが出来るのか疑問であった。 以上①、②、③の理由から 投資しないことを決断した。