相場が心地よくなってきた
今年もまた、市場はいろいろなことを教えてくれました。
①成績
①成績
②最近の市場についての所感
③Metaやネットフリックス、Amazonが教えてくれたこと
①成績
円建てで年初来-0.2%となりました。
主にバークシャー、CPの一部の米ドル・香港ドル及び、いくつかのポジション調整がリターンを押し上げた一方、
株式PFの約4割を占めるシステムディの軟調な株価がリターンを押し下げました。
為替につきましては、昨今のような円安を予期していたわけではなく、
アリババ損切り後、円転するのも手数料もったいないからそのままにしておこう
程度の考えによるもので、運が味方した結果だと思います。
またいくつかの投資判断についても、行ったすべてのポジション調整がうまくいっており、
期待値面で見れば2σに近いくらいに、運に恵まれたと考えています。
これに気を大きくすることなく、引き続き適切なポジション調整・銘柄組み換えを行っていきます。
バークシャーハサウェイについては、2021年?の株主総会で述べていた
私は常々インフレを恐れてきたが、このような超低金利の世界などあまり考えてこなかった(うろ覚え)
の言葉通りインフレに備えてきたバフェットの取り組みが
いざインフレ・金利が付く時代に直面し、市場へ評価されてきた印象です。
システムディについては、ビジネス面で何ら問題はないと考えており、
引き続き投資していきたいと思います。
②昨今の市場
2021年のハイパーグロースを筆頭とした、白が黒で黒が白と評されてきた市場に比べ、今の市場は私にとって非常に心地が良いです。
バリュエーションなんてもはや株式投資にとって無意味ではないか?
と思ったことは一度や二度ではありませんが、
最近のハイパーグロース・GAFAMの株価のように、
高い評価を受けている企業はその期待にこたえなければぼこぼこ売られる市場はとても健全だと私は思います。
なのでMetaでボコボコにされているのも仕方ないと受け入れられます(あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ)
③Metaやネットフリックス、Amazonが教えてくれたこと
成長企業に投資するとき、私たちはついつい線形で成長を考えてしまいます。
過去平均30%で成長してきたから今後は、そこにちょっと割り引いて20%で成長していくんだ
そう考えるとDCF法より理論株価が〇〇だから…
のように考えてしまいますが、ビジネスというのは数字上のものではありません。
ネットフリックスが成長するには当たり前ですが
加入者 × 利用料
の式が伸びていく必要があり、無尽蔵に成長するわけではないことを決算で教えてくれました。
成長というものは、経営資源(人・物・金)と市場規模の拡大、そして競争に勝ち続けることがそろって初めて出来るものであると私は考えています。
今後の不況、また金利により成長企業が評価されにくい市場が予想される中、
成長企業へ腰を据えて投資するときは、よりこの辺りの理解度を上げることが必要になってくると思っています。
色々不安なことも多い市場ですが、素晴らしい企業へほどほどの値段で投資していきたいです。
本日の参考文献はジェフベゾスです。
すっかりひねくれバリュー投資家になった私ですが、昔はAmazonに集中投資していた時期もありました。
その時期に、参考にした文献です。
「これ以上、俺の人生の無駄遣いさせないでくれ」
は衝撃です。
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