10/02 所感

 レムは台風の中酒を買いに行ってくたばったみたいな風潮ありますけど生きてます。




・目次

①所感
②パフォーマンス及び売買
③保有企業





・所感


昨今の相場を一言で言うならば

米国債が4%の時代



あらゆる投資対象は、この米国債4%と比べて否か? という時代になりました。

もはや米国株の配当4%は高配当ではありません。コロナ相場の無配株と同義です。


また、GoogleやMicrosoftの株価が個人的には印象的です。

2020年後半MSFT売却 2021年Google売却し、その後1.5倍以上となり後悔したものですが、

私の売価未満やそれと同じくらいまで戻ってきた株価を見て一時代が終わったなーとしみじみと感じます。

速やかに、GoogleはPER20だから買い のような金融緩和相場思想から頭を切り替えていきます。

そのような市況の中、

年初来ドル建て-14.2%(円建て 7.9%) となりました。

主に、為替、メンタルH、トビラシステムズが円建てリターンを上げた一方、

非開示銘柄、バークシャーハサウェイの下落が大きくリターンを下げました。

非開示の理由については、後程述べていきます。


・売買

投資家たるもの100の言葉より1のポジション

という思想のもとできるだけ保有企業を開示するように努めてきましたが、

有価証券報告書に名前が載るリスクから一部銘柄について売買を含む一切の情報を非開示とします。

よって、公開ポジションと実際のポジションが著しく乖離する可能性があります。



売買について、システムディ、トビラシステムズを売却した一方、きずなHDを購入しました。

きずなHDについて、葬式のような成長性はありつつも、資本効率が悪く全く儲からない産業への投資ということでずっと避けていましたが、

余りにも安すぎるため購入してしまいました(燦HD等の葬式大手と違いのれんを償却しないIFRSを採用していることは百も承知です)

投資家としてのレベルは全く違いますが、航空産業へつい手を伸ばしてしまうバフェットもこんな気持ちなのでしょうか…


以上の売買により現在の保有企業はこのようになりました。※%に非開示銘柄は含まない)

・主力(10%以上)

BRK-B
エリアリンク
日本リビング保証
メンタルH

・鼻くそ(10%未満)

イントラスト
きずなHD
明豊FW
遠州トラック
BABA
META
APPS
SAP



BRK-B

一番最初に米国債が4%の時代が来た

と述べましたが、このような状況において、これほど保険業(フロート)を頼もしく感じることはありません。

また、鉄道、エネルギー、アップルの5% もインフレ時代のかなり強い資産となってくれるでしょう(appleの株価はたぶんあかんと思うけど…)


APPS

この企業の損益計算書において利息支払いはかなりのウエイトを占めています。

BSとPLから計算したところ、今の社債調達コストは5%後半だと予想しますが、

格付けB-?の企業が1%後半のプレミアムで今後も調達し続けることが困難であることを鑑みれば、

今の予想PER9.8 の景色もガラッと変わりますね。

あのGoogleですらばちぼこに売られるネット広告市況の中、APPSにまともに値段が付かないのは納得です。

APPSの賭けについて述べたとき、比較的掛け金が少ないことを投資理由の一つとして挙げていましたが、どうやらそれは私の誤りです。

アリババ以来の大失敗です。




金利による株式市場のゲームチェンジのにおいを感じつつも、引き続き本質的価値を追い求めていきます。




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