VOO株式会社とSPXL株式会社

VOO株式会社は10億ドルのVOO(S&P500ETF)を持っており、これからずっとVOOにフルインベストし続けます。

時価総額は10億ドルであり去年1億ドルのリターンを上げました。

PERは10です。


SPXL株式会社は10憶ドルのSPXL(S&P500 3倍レバレッジETF)を持っており、これからずっとSPXLにフルインベストし続けます。

去年3億ドル(コスト等細かい話はやめましょう)稼ぎました。

さてSPXL株式会社の時価総額はいくらでしょう?

VOO株式会社のPERが10だから、同じようにPER10として時価総額30億ドル?

いえいえ、10億ドルのSPXLは10億ドル以上でも以下の価値でもなく10億です。

なので時価総額10億円のPER3.3



ここでバリュー投資家君はこう思いました。

SPXL株式会社はVOO株式会社と同じ事業を行っているのに、PERが3倍も違う!!!!

SPXL株式会社はとても割安でバリューだ!!!!!




これがどれだけばかげている話かはいうまでもないでしょう。

額面10億のSPXLを10億で買うことの何が割安なんだ!!!

ただ、これが個別企業のバリュエーション及び財務レバレッジの話となると同じような光景を私はよく見ます。






このたとえは余りにも極論であり、

例えば株式のボラティリティと業績のボラティリティは全く違うこと

企業の最適資本構成(例えば現金株式会社を考えてみると分かりやすいでしょう)等突っ込みを入れるときりがありませんが、

金利上昇による企業の債務調達コスト上昇が予想される今だからこそ、頭の片隅にでも入れておいて損はないと私は思います。

本日の話をまとめますと、

今日もシステムディが下がって糞がああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ


ってことです。


本日の参考書籍です。




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